レフェリーの判定を尊重しましょう!!!
―子どもの時にこそフェアプレーを伝えたい―
「オフサイド~」「レフェリーちゃんと反則とれよ」「相手の反則じゃないか~」といった罵声が応援席から聞こえてきます。
一生懸命に、そして必死にプレーしている自分の子どもやその仲間がレフェリーに誤審をされてゲームに負けでもしたらかわいそう、見ていられない、といった気持がよく伝わってきます。
何としても勝ちたいと思っているチームのゲームが公平に安全に進行するために、レフェリーの存在は欠かせません。
レフェリーを信頼してください。
レフェリーはみなさんよりも近くで、みなさんが応援でサッカーを見ているのとは全然違う見方でゲームを見ているのです。
レフェリーの判定を尊重しましょう。
もちろんときには間違った判定がなされるかもしれません。
同じサッカーを愛する仲間としてそのミスを次に生かしてもらうようにしましょう。
サッカーがうまくなること、勝負に勝つことだけではなく、子どもたちに教えていかなければならない大切な事の一つがフェアプレーです。
JFAでは8人制サッカーを審判1人で行っています。
判定が常に完璧にされるものではないということや、自分たち自身でルールを守ることの大切さ等を、子どもたちにわかってもらいたいと考えているからです。
子どもは大人の態度を見て学びます。
みなさんのフェアプレーの精神が、そのまま子どもたちのフェアプレーに現れてくるのです。